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2023年9月26日 (火)

花のように美しい 雄しべ、イヌショウマ





9月12日に 掲載した ≪ オケラ ≫ の花を見に行きましたが、

枯れて茶色になった花が、崩れずに 花茎の先端に残っていました。

直ぐ近くの藪には、白くて長い穂状の花が沢山咲いています。

近くに行き、観察してみました。


≪ 犬升麻 (イヌショウマ)≫

   別名 : 三葉升麻  キンポウゲ科  多年草  開花期 : 8月~10月

   山地や丘陵の林の中に生える。

   食用や薬用になる サラシナショウマ とは、同じ仲間であるのに

   食用にも薬用にもならず、劣っていると言う意味を表す「イヌ」が付いたと言われる。


長い花茎を伸ばし、穂状に小さな花を沢山付ける。

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穂先には、淡紅色の蕾が見られる。

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咲くと、花弁と萼片は 早くに落ちてしまい、

細くて白い多数の 雄しべ が残る。

ブラシ状に見えるが、これが 花のように美しい。

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2023年9月22日 (金)

香る遊歩道、キンモクセイ





何時もの 川沿いの遊歩道を行く。

遊歩道よりも低い所を、川が流れています。

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お気に入りの、緑のトンネル を抜け、

竹林を横目で眺めながら、川上に向かう。

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農家さんの畑が多くなってきました。

風に乗って、爽やかな甘い香りが 近づいて来ます。

この香りは、キンモクセイ 。

遊歩道の脇には 畑が連なっていて、

畑を囲むように、キンモクセイ の生け垣 が 。

畑なのに、いい香り~~

農家さんに聞くと、キンモクセイ は、強い刈込に耐えるので、

利用している・・・との事。

花を観賞するのではなく、 形よく刈るのが目的だそうです。

1メートル高さに、角刈りにされていて、

花は満開だが、窮屈そうに咲いています。

お願いして、写真を撮らせて戴いたので、ブログに載せました。


≪ 金木犀 (キンモクセイ)≫

   モクセイ科  常緑小高木  ギンモクセイの変種  庭木や街路樹として利用される。

   秋に橙黄色の花を咲かせ、甘い香りを放つ。 開花期 : 9月中旬~10月下旬

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お隣の畑は、別の農家さんの畑で、違う植栽で生け垣が作られています。

ムクゲ の花に囲まれている畑もあったり、

畑の中にも、野菜の端っこに 季節の花が植えられて、

花いっぱいの、楽しい 遊歩道でした。




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2023年9月17日 (日)

真夜中の 花の宴 、月下美人





大株になった月下美人は、毎年10月頃に剪定をしますが、

3年程前の事。

剪定した枝葉を、捨てるためにビニール袋に入れて 持ち上げると

ポトリと 一枚の葉が 落ちてしまった。

その葉を 半分に切り、近くの鉢に無造作に挿し、

どうせ ダメだろうと 思いながら。。。。。

翌春になると、挿した葉の 3か所から新葉が伸びていたのです。

半分諦めていたのですが、根付いたらしい。


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そして 今年、一枚の葉先に 小さな蕾を付けました。

葉にぶら下がっていた蕾は、少しずつ育ち、

ふっくらと膨らみ始めると、首を持ち上げるように横向きに。。。。。


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   日付が変わる頃には、香りが一段と強くなり、最高に美しい花姿に。

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K14_20230917223701 真夜中の1時過ぎまでは、見惚れるほどの美しさでしたが、、、、

  だんだんと力無く、花は下向きになり、ぶら下った状態に。  

  芳香が家中に広がり、香りに包まれながら眠りに就きました。

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余談ですが、月下美人の花は食べられるんですよね。

開花してから、萎まないうちに切り取り、酢の物や、天ぷら、

他の料理にも使うようですよ。

私は切り取らずに、最後まで見届けますが 。



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2023年9月12日 (火)

虫ではありません、オケラの花





山間の公園。

残暑厳しい中、秋の花が咲き 公園は秋の気配がいっぱい 。

美しい花たちを後に、木立の中に向かうと、

何やら地味な花が繁茂している。

淡い色の花が咲いているが、誰もここまでは見に来ない。

数年前にこの木立の中に咲いている

≪ オケラ(ウケラとも言う)≫という花に出逢った。

地味な割には大切にされているらしい雰囲気が漂っている。

繁茂しているが、引き抜きもされず、隅っこに花名と説明書きの立て札も。


≪ 朮 (オケラ・・・ウケラとも言う)≫

   キク科  多年草  開花期 : 9月~10月  草原や林内に生える。

   茎の先端に、白や薄紅紫色の花をつける。 春に出る若芽は、山菜として食す。

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この花は 古くから知られ、根茎には薬効があり、利用されている(利尿、整腸など)。

また、疫病除けや 邪気を除くものとして神事に用いられ、

万葉集には、武蔵野のオケラの花を詠んだ歌が残されている。


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オケラ(ウケラ)は、古くから愛され、大切な存在だったのですね。

花を見ながら 私の頭の中では、あのオケラ君の姿が

チラリ、チラリ と浮かんでは消え、、、、、、、     Photo_20230912113001


子どもの頃は普通に見られた オケラ君。  もう、何十年も見ていない。





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2023年9月 8日 (金)

お寺の藪で、ヤブミョウガ





わが家は高台のてっぺんにあり、

東西南北 どこへ向かっても、急な坂道になっている。

一丁目、二丁目 ~ 四丁目も・・・・まるで、絶壁のような坂の町。

坂の途中で転んだら、何処までも転がり落ちて行くに違いない。。。。。

なので、急斜面の坂には、どこも手すりが付いている。

その坂の途中にある お寺。

恐ろしく急な階段を昇ることになる。

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手すりに捕まりながら、休み休み昇って行き、

山門に着いて ホッとすると、

中から 羅漢さんが、ひょっこり !!

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お寺を一回りすると、藪の中に白い花を見つけた。


≪ 藪茗荷 (ヤブミョウガ)≫

   ツユクサ科  多年草  日本在来種  開花期 : 8月~9月

   薄暗い林や藪に生える。 葉の色や形が ミョウガ(ショウガ科)に似ているのでこの名が付いた。

   花は一日花で 実になるが、次々に咲くので、花と熟した実が同時に見られる。(実は秋に藍色に熟す)

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樹や草の藪の中に咲いていますが、ヤブミョウガ自らもよく増え、

藪状態になっています。




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2023年9月 4日 (月)

草藪に光る星、ツユクサ





散歩コースの遊歩道脇に雑草が生い茂っていて、

茂みを覗くと、色々な草や花が 混在しています。

植物学者の 牧野博士は、「雑草と言う名の植物は無い・・・」と。

夫々に名前が付いているいるのでしょうが、私の知識は薄弱で 。。。。。

その茂みの中で、ひときわ鮮やかなブルーの花に 目がとまりました。


≪ 露草 (ツユクサ)≫

   ツユクサ科  一年草  畑の隅や、道端でよく見かける  開花期 : 7月~9月

   鮮やかな 青色の花は、朝に咲き 昼にはしぼんでしまう。

   花びらは3枚で、羽のように上を向いている2枚は大きくて青色。

   下の1枚は、小さくて 白色で 目立たない。

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朝露が良く似合う 愛らしい姿が、夏の暑さを和らげてくれます。

調べた処、別名を たくさん持っている花でもあるんです。

蛍草、藍花、青花、移草(ウツシグサ)、月草、鴨頭草(ツキクサ)、帽子花 など、、、、

ココログの皆さんの中にも、ツユクサの写真を 記載されているのを

よく見かけます。

多くの人々に、愛されているのが よく解りますね。





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2023年8月31日 (木)

今夜の満月は、スーパーブルームーン





直ぐ近くの公園。

大木の下の日陰の所に、シュウカイドウ が繁茂しています。

毎年 咲く度に、少しずつ広がる繁茂。

猛暑の中で、秋の花が咲いています。。。。


≪ 秋海棠 (シュウカイドウ)≫

   シュウカイドウ科  多年生草本球根植物  開花期 : 7月下旬~10月中旬

   中国からの帰化植物  林床などの半日陰でよく繁茂する

   春に咲く 花海棠 の花の形によく似ていて、秋に咲く事から この名が付いた。

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今夜は満月。

スーパーブルームーンと言われますが、、、、、

スーパームーン とは、月が 地球に最接近するので、満月が大きく見える事。

             2~3年周期で発生する。

ブルームーン とは、同じ月で、2回見られる満月の事を言う。

            月が青く見える訳ではありません。

この2つの事が重なったので、スーパーブルームーン と呼ばれます。

10年~20年ごとに起きる。  次回は、2037年だそうです。 (それまで 生きてるかなぁ~


夜空を見上げると・・・う~~ん 空一面に薄雲が・・・・

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半ば諦めながらも 待っていると、ほんの数十秒だが 雲が切れて・・・・( ´)bグッ!

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2023_20230831223802雲が途切れたとは言っても、よく見ると 月の上の方に薄い雲がかかっています。(残念 !!




その雲が、だんだん 上部から月を隠し始め、、、、、

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真っ黒い雲が厚く垂れこめ、月を隠してしまいました。

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2023その後は、真っ暗闇に・・・・。




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2023年8月27日 (日)

お化けのように成長、花の咲いた ウド





青モミジの写真を撮りながら、林の中を散策し、

林を出ようとした所で、伸び切った ウド に出逢いました。

春には、山菜でお馴染みの 、あの ウド が

今では、驚く程大きな姿に変貌していたのです。

私の背丈と同じくらいの物や、更に2メートル以上の物もあり、

これが ウド の花かと不思議に思うような花が、沢山咲いています。


≪ 独活 (ウド)≫

   ウコギ科  多年草  若い芽は柔らかく 芳香があるので、古くから食べられている山菜の代表格。

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4月に来た時には、「山菜」と言われる時期は過ぎて、伸び始めの姿でした。

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2メートル以上に伸びたウド には、花が沢山咲いていた。

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この花を見た時は、ヤツデ の花にあまりにも似ているので

びっくりしましたが、葉を見ると その違いがすぐに解りました。

葉の大きさと、形が著しく違います。

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Photo_20230827230803                                   ヤツデ の花と葉




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ウド から離れて 原っぱに出ると、急に強い陽ざしが降り注ぎ、

そんな 暑さの中で咲いていたのは、アザミの花。


≪ 薊 (アザミ)≫

   キク科  日本原産  葉は 羽状に裂け、縁にトゲがある。

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2023年8月23日 (水)

木洩れ日 キラリ、青モミジ





猛暑でも 林の中に入ると、少し ほっとします。

木洩れ日が、大木の枝葉の間を通り抜け、

大木の下に 枝葉を広げている モミジ に届いています。


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一筋の光が 当たった葉が、まぶしく輝いています。

そんな かすかな輝きを探して、林の中を歩いてみました。


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林を抜けて、池に出ました。

池の傍の青モミジですが、葉の色が変っています。

季節先取り  長く続いた猛暑のせい  綺麗だけど、どうなのでしょうか
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木洩れ日が 届かない所もあります。

池に垂れていた青モミジ。


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2023年8月18日 (金)

雨だぁ~ !! 咲こう !! レインリリー




猛暑が何日も続き、庭の植物たちが 悲鳴を上げている (に 違いない)。

早朝と夕方に水遣りをしていると、

ボウガシ の根元に、スー ッと お習字の筆のような蕾が 顔をのぞかせている。

そのまま 二日ほど止まって動かず。。。。。


強い陽ざしが照り付けていたかと思うと、

急に真上の空に 黒雲が流れ込んで、ザァー !! ッと 勢いよく降る雨。

降ったかと思うと、雲間からまた陽射しが、、、、、、

ボウガシ の株元のピンクの蕾が一気に伸び、

陽射しに向かって、一斉に開花。

この時を待っていたに違いない。

レインリリー の名の通りだ。


≪ ハブランサス (レインリリー)≫

   ヒガンバナ科  中南米原産  球根  常緑性  開花期 : 5月~9月

   雨の後に、蕾が上がって来て 一斉に開花するので、レインリリー と名付けられた。

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開花した花の傍に、新しい蕾が 伸びて、、、、

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翌日の、にわか雨の後に開花。

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うちの タヌさん、あちこちの花の傍に移動したが、

ここが一番 似合う場所のようです。

時々、野良ニャン が 立ち止まる。。。。。

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庭には、レインリリー とよく似た花がもう一つ。

≪ ゼフィランサス ≫

   ヒガンバナ科  タマスダレの一種  球根

ひと足先に咲いて、花は終わりに近い。

ハブランサス よりも一回り小さい。


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