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2023年5月10日 (水)

怪奇で不気味だが 強印象、ムサシアブミ





前回UPした『 シャガ群生 』の林の中を、

緩やかな斜面を登って行くと、そこには

イカリソウ や、ホウチャクソウ 、 沢山の雑草に混じって、

奇妙な姿の山野草が、至る所に自生しています。

この植物が≪ ムサシアブミ ≫と知ったのは、15年程前の事。

大木が林立し、僅かな木洩れ日だけの 薄暗い林の中で

怪奇で不気味、けれど妙に気にかかり、呆然と見つめていたのですが、

丁度近くを 警備員さんが通りかかったので 聞いてみると、

『 ムサシアブミという、テンナンショウの一種です 』との事でした。

『 一度見てしまったら、忘れられない花ですね 』と笑い合った。


Photo_20230510203701


≪ 武蔵鐙 (ムサシアブミ)≫

   サトイモ科 テンナンショウ属  花期 : 3月~5月  関東から沖縄に分布  花と実に有毒

   名の由来は、馬具の一つで 乗馬の際 、馬の背から吊り下げて、足先を差し込むように乗せる鐙(アブミ)に

   花(仏炎苞)の形が似ている。 特に 武蔵の国で作られたアブミによく似ているので、この名が付いた。


5_20230510203701 1本の茎が 途中で分岐し、2つの葉の茎の間から

   丸まった形の、薄緑色の 仏炎苞(ぶつえんほう)が出て来る。

Photo_20230510203607



5_20230510203701 雌雄異株で、雌株には雌花、雄株には雄花が咲きますが、

   花は 仏炎苞の中にあり、外からは見えない。

Photo_20230510203606



5_20230510203701 大木の下の日陰に生えている事が多いが、

   2枚の大きな葉で さらに日陰を作り、

   3枚の小葉で 仏炎苞を守るように囲んでいる。

Photo_20230510203605



5_20230510203701 木漏れ日が射しても、やはり 大きな葉で 日陰を作る。

Photo_20230510203604



5_20230510203701 単独よりも、幾つもの株がまとまって生えている事が多い。

Photo_20230510203603



5_20230510203701 大木の無い所では、大小の葉で 日陰を作る。

Photo_20230510203602



5_20230510203701 この林の中には、カラスやヤマバト、他の野鳥たちも多いが、

   ムサシアブミ には 近づかない。 左上のヤマバト もあれ以上は近づかなかった。

Photo_20230510203601



5_20230510203701 6月末~7月初になると、雌株の仏炎苞が枯れて、

   中の実が現れる。   ーーーここからの写真は、昨年に観察したものですーーー

Photo_20230510205702



5_20230510203701 トウモロコシ状の果実は、液果で有毒。

Photo_20230510205701



5_20230510203701  やがて 葉が枯れ始める。

10_20230510205701



5_20230510203701  葉が朽ちると、緑色の実が色づき始める。

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5_20230510203701  実が真っ赤に熟すが、鳥も動物も食べないので、ずっと残っている。

12_20230510205701



5_20230510203701  初冬になると実がこぼれ落ち、その場に倒れてしまう。

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5_20230510203701  春になると 小さな苗が、親株の傍に幾つも生える。

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ムサシアブミ の名を初めて知った15年前は、

2~3か所にしか見られなかったのですが、

今では、林の中を歩いていると、踏んでしまいそうなほど、

至る所に生えています。

10cm 位の若い ムサシアブミ が 沢山見られ、

大きなものは  草丈50cm で、30cm 前後のものが多いです。

20cm 位で、小振りですが 仏炎苞が見られます。





Photo_20230510212401




   

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コメント

こんにちは。
未明の地震は大丈夫でしたか?
余震がありませんように〜!

本当に不思議でちょっと不気味でもよく見つけられて!
らんまんもビックリかもですね?

 素晴らし~い♪
こんにちは~。

 これはいいですね~。
それに自然の中、やはり大きいような。
枯れ葉の大きさ等からも4~50センチ位はありそうな♪
 我が家のは20センチにも満たない丈です。
 いや~・それにしてもいいですよ。
これほど密に・・、初めて見ました~。
葉の茎もしっかりした太さで、見事ですね。
 
 やっぱり警備員さん幸せ~~。
行政側も専門家・職人さんと契約しているのでしょうか。

 ハトも近づかない自己防御、スゴイものですね。
※ も~・何度繰り返して見たことか・・・。
そう、イカリソウ や、ホウチャクソウ も咲きました~。
 しかしhanaさんいいですね~。
お陰様で私も幸せ~~♪
 ありがとうございま~す。

こんばんは!

私はテンナンショウの仲間で、マムシグサしか見たこと
ありません。
ムサシアブミとユキモチソウの実物を見てみたいけれど
地域色が強いのでしょうか?

ま、いずれにせよ『キレイだな~』という植物ではありま
せんね( ´∀` )
やはり不気味なイメージがあります。
あ、果実はキレイです・・・。
全部が真っ赤になる前の、緑~黄~オレンジ~赤のグ
ラデーションの実がなんとも言えず美しいですね。

世の中には不思議で奇異な植物がいっぱい。 まだま
だ知らないものがたくさんあります。
会えたらラッキー、なんかうれしくなりますね(*^-^*)

🐰 マコママさん、こんばんわ♪
   コメント有難うございます。

ほんとに びっくりしましたね~ (゚д゚)!
明け方の4時過ぎでしたが、すっかり
目が覚めてしまいました 。
その後、九州の南の島でも地震があり、
日本のあちこちで揺れていますので不安です。
若い人達のように 敏捷に行動出来ませんものね。

面白い植物があるものですね。
初対面では、目が釘付けでしたが、最近は不思議な形が
人気を呼び、庭で栽培している人が増えているそうですよ。
私は 綺麗で可愛い花を植えたいと思っています(✿´ ꒳ ` )

🐰 ヒロさん、こんばんわ♪
   コメント有難うございます。

今頃は咲いている頃だと思い、行ってみました。
たくさん !!  ほんとに沢山増えていて、ビビりましたよ ( ´艸`)
大木が林立する緩やかな斜面ですが、まるで群生してるようでした。
強健で、繁殖力旺盛です。
有毒で、鳥や動物も近寄らず、人間も眺めるだけですから
或る意味、守られているような感じです。
花は見えず、実になって 初めて外に現れるのですね。
綺麗とか可愛いとはお世辞にも言えませんが、
不思議と人を惹きつけるものがあります。
特にユキモチソウは人気があり、庭で栽培してる人が増えているようです。
ヒロさんも、大切に育てていらっしゃいます。 増えると良いですね。

🐰 たろさん、こんばんわ♪
   コメント有難うございます。

テンナンショウの仲間は、関東地方から沖縄までの
山林に自生してるので、たろさんの近くの林にも
自生してるかもしれません。 竹林にも生えるようですよ。
うちの近くの竹林の歩道際で雑草と一緒に生えているのを発見。
ところが、次に行ったら、竹林の持ち主さんが、草刈りをして綺麗さっぱり!!
山野草などに 興味が無かったのでしょう。 刈られちゃいました(笑´w`)
一瞬 ワクワクしましたが・・意外と身近な所で見られるのですね。 

同じ仲間に、ウラシマソウがあります。  振り上げた釣り竿に、
長~い釣り糸が垂れている仏炎苞が、ユニークな姿で人気です。
最近は愛好者がふえて、山林から採取され、減少してるそうです。
  

こんばんわ!
ウラシマソウやマムシグサ等このような草花は苦手です。
例の長い奴を連想してしまいます。山に行けば似たような
ものがありますが・・・どうも苦手で、草とは言いながらも
敬遠しています・・・スミマセン🙇

🐰 でんでん大将さん、こんばんわ♪
   コメント有難うございます。

この場所で、初めて見つけた時は、言葉も出ず、目は釘付けでした。
何と変わった、姿形なのだろうと。
私の思っている花とは、別世界の植物でした。
怪奇で不気味。 ですが、強烈な印象でもありました。
武蔵と言えば この地域ですから、この植物の生態を
知っておくべきだと考え、調べ始めました。
同じ仲間の、ユキモチソウはフワフワのお餅を持って咲いています。
人気が高く、山から採取する人が多く、今では絶滅危惧種になっています。
この丘陵地で絶滅になった山野草が何種類もありますので、
やはり守って行かねばなりません。
山林の安全の為に警備員さんが巡回していますが、
山野草を守ったり、有毒植物から人を守るのも仕事の範囲と思います。

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